十六 × 二十

本について。時々他のネタも。心臓が悪いのでコメント不可です…

かへいはんかつう(貨幣半可通)💰

Queen Anne Is Dead

シミルボン投稿日 2022.09.10 今回は時事ネタです。 [2023-8-29注釈: 英国女王追悼、もう約一周忌なんですね… なおタイトルは「そんなこと秘密じゃない、誰でも知ってるよ」という英語の慣用句]エリザベス女王(二世)のエピソードで私の記憶に残っているのは…

金が大事かねえ【資料】ロシア(承前)、フランス、ドイツ、イタリア篇(最終版)

シミルボン投稿日 2022.08.20(はてブ2023-8-27:内容を増補改訂して3回分割したもの) 前回、前々回の記事はこちら さて前回、こういうやり方は変だよ、次回説明しますね… と書きました。 簡単にまとめるとこんな感じ。 罪と罰(上)(新潮文庫) 作者:ドスト…

お金って大事【資料】ロシア篇(改訂版)

シミルボン投稿日 2022.08.20(はてブ2023-8-26:内容を増補改訂して2〜3回分に分割) 前回は資料が揃ってる日・英・米各国の価値換算を見てみました。 今回は帝政ロシア〜ソビエト連邦〜(現代)ロシアを取り上げます。 スペードのクイーン/ベールキン物語 (光…

お金は大事だよ〜【資料】日本・英国・米国篇(改訂版)

シミルボン投稿日 2022.08.20(はてブ2023-8-25:内容を増補改訂して2〜3回分に分割) ※ 1797年のTwopence貨幣 直径41mm 昔の小説を読んでいて、外国通貨が出て来ると、これって、今の何円相当なんだろうか、と思ったこと、ありませんか? ウンザリするほど訳注…

娘がカフェで投げたコイン

シミルボン投稿日 2020.08.27 皇帝のかぎ煙草入れ【新訳版】 (創元推理文庫) 作者:ジョン・ディクスン・カー 東京創元社 Amazon 原著1942年発行。フランスがナチスに占領されてた頃。そこにのんびりとした戦前フランスの小さな観光地の出来事をぶつけてきた…

自分の肖像画が至る所に、ってどうだろう?

シミルボン投稿日 2020.08.09 スペイドという男―ハメット短編全集 (2) (創元推理文庫 (130‐5)) 作者:ダシール・ハメット 東京創元社 Amazon 九番目の収録短篇『一時間』One Hour (初出The Black Mask 1924-4-1) 死刑は一回でたくさん 作者:ダシール・ハメッ…

White Noteってブルーノートの親戚?

シミルボン投稿日 2020.08.05 秘密機関 (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,嵯峨 静江 早川書房 Amazon 1922年出版。初出は海外向け週間新聞The Times Weekly Edition 1921-8-12〜12-2 (17回連載)。第一次大戦後の不景気で貧乏な若者二人が恐ろし…

日本ミステリで最も有名なコイン

シミルボン投稿日 2020.08.02 江戸川乱歩全短篇(1)――本格推理(1) (ちくま文庫) 作者:江戸川乱歩 筑摩書房 Amazon コインネタが結構受けたので、すぐ思いついたやつをさっそく披露。これはWebサイト「ミステリの祭典」には書いてない小ネタ。 … 本のタ…

ガウが受け取ったコイン

ブラウン神父の童心 (創元推理文庫) 作者:G・K・チェスタトン 東京創元社 Amazon 私のミステリ書評はWeb「ミステリの祭典」ミステリの採点&書評サイトで存分に書いてるので、ペリー・メイスン以外はシミルボンに書く予定は無い。興味を持たれた方は、その…