2023-8-25はてブ公開
タイトルの用語の使い方は完全に間違ってるのだが、1960年代くらいに生まれたものにとって、終末論は身近だったのだと思う。
石油ショックは、現代文明なんて簡単に脆く崩れ去るものだと思い知らせてくれた。
公害は、現代化学工業というものが、地球を酷く汚染してしまうものだ、とわからせてくれた。
そんな時代の不安を掬い取った本が、これ。
※ 1973年出版。
ぼくらはみんな心の底では1999年7月に地球は滅亡する、と半分本気で思っていたのだ。
なんとなく投げやりに、刹那的に、生活していたのだ。(もはや誰も思い出しもしないのだが…)