十六 × 二十

本について。時々他のネタも。心臓が悪いのでコメント不可です…

集合無意識な書籍(だが今やとっくに忘れ去られている)

2023-8-25はてブ公開

タイトルの用語の使い方は完全に間違ってるのだが、1960年代くらいに生まれたものにとって、終末論は身近だったのだと思う。

石油ショックは、現代文明なんて簡単に脆く崩れ去るものだと思い知らせてくれた。

公害は、現代化学工業というものが、地球を酷く汚染してしまうものだ、とわからせてくれた。

そんな時代の不安を掬い取った本が、これ。

※ 1973年出版。

ぼくらはみんな心の底では1999年7月に地球は滅亡する、と半分本気で思っていたのだ。

なんとなく投げやりに、刹那的に、生活していたのだ。(もはや誰も思い出しもしないのだが…)