十六 × 二十

本について。時々他のネタも。心臓が悪いのでコメント不可です…

2023-08-08から1日間の記事一覧

女子会に迷い込んだ感じ

ラブラブエイリアン 1 作者:岡村星 日本文芸社 Amazon 若い女子って裏ではこんな会話をしてる、というお喋り系ギャグ漫画。エイリアンは愚かな人間たちの本音を暴く狂言回し(カワイイが好きな女子にぴったりな外見)。絵柄はスタイリッシュだが、話の内容は下…

映像化による「別の面白さ」ならここら辺りかな

私は昔から「読んでから観る派」で、ゲーテ「我が想像の沙翁舞台を超えるもの無し!」な主義なので、より面白い、というより別の意味で良かった!というのは確かにある。 まずはこれ。 時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1) 作者:アントニ…

趣味って何?

と聞かれたら… 困るんですよ。人には言いづらい趣味なので… トクサツガガガ(1) (ビッグコミックス) 作者:丹羽庭 小学館 Amazon 「トクサツガガガ」の主人公かのちんの気持ちが良くわかる。でも本やレコード・CDをたくさん持ってて、読んだり聴いたりして…

ヨーハン・ゼバスティアン・バッハ(「ッハ」は喉の奥から息だけ、で頼んます)

バッハ事典 音楽之友社 Amazon 帯によるとバッハ事典として世界初、らしい。項目約700。人名、地名、曲名、音楽用語、伝記(当時の思潮、教会関係)、バッハ研究を収録。 バッハ事典 (全作品解説事典) 作者:礒山 雅,鳴海 史生,小林 義武 東京書籍 Amazon こち…

法律って何?

アメリカ合衆国憲法を英文で読む―国民の権利はどう守られてきたか (中公新書) 作者:飛田 茂雄 中央公論社 Amazon 歴史において法律が至高の存在になったのは、王が勝手に法律を作っちゃダメ、とした1689年の英国権利章典あたり? まあ良く知らないのであまり…

ペリー・メイスン第3話。1934年2月出版★★★★★

幸運の脚 ペリー・メイスン 作者:E・S・ガードナー グーテンベルク21 Amazon 私は創元文庫で読んだ。 幸運な足の娘 (1959年) (創元推理文庫) 本書の前作『すねた娘』の引きは、スカートを高くたくし上げた美しい脚の写真(顔は写ってない)と簡単なメッセ…

東海道五十三次、と言えば永谷園のお茶漬けって今の人に通じる?

本書は、知る人ぞ知る美麗印刷の文庫シリーズ、京都書院アーツコレクションの192(上巻)&193(下巻)として1998年9月刊行。当時各1200円。多分、親本は無く文庫が初登場と思われる。「東海道五十三次」は、広重の保永堂版(上巻8)が著名だが、その前に北斎も描い…

写真の力・芸の力

六代目菊五郎―木村伊兵衛写真集 (ソノラマ写真選書) (2020-7-23 カバー画像を追加しました) 218x208mmの変形版。本棚に収まりが悪いんだよね… 私はカメラに偏見と憧れを抱いていて、若い頃は写真を撮られるのが嫌いで、そのため一時期の写真は数枚しか残って…

本当に夢のような世界

Little Nemo 1905 - 1914 作者:McCay, Winsor Taschen Deutschland GmbH+ Amazon 画像、Wikiからなら良いよね… Little Nemoの世界はWEBでも見られるのですが、やはり紙で見たい。綺麗な刷りで、当時サイズならなお良い。私は昔々小野耕世さんのエッセイで存…