十六 × 二十

本について。時々他のネタも。心臓が悪いのでコメント不可です…

ほりのぶパワー100倍!

シミルボン投稿日 2020.08.04

お互いマゲ好きなのでペリー荻野さんと組んだ時のほりのぶゆきさんはスゴい。(普段のほりのぶさんももちろん素晴らしいが、組むと切れ味が増すような気がする。お互いの安心感、信頼感が感じられれるからだろうか)
本書は、マゲもの(日本の江戸時代を舞台にした勧善懲悪もの、という定義で良い?)好きのOL三人が、マゲもの通して世界を語る談話の連載企画『チョンマゲだもの』(PR誌『アスペクト20067月号〜20099月号)に語り下ろしやおまけを追加したもの。本の構成では語り下ろしが先に来てるので、若干、キャラの設定が分かりにくいし、編集のツッコミもいささか不快に感じちゃう(多分、元の連載から読めば印象は違うと思う)。連載を読んでない初見の読者を想定してない作りなのだろう。
私はマゲものはほぼ見てないが、それでもたまに目に入って来て、暇な時に見てたりはする(今はTVが無く、ゼロTV生活なので全く見ない。快適ですよ)。昔、TVには年寄り向けの番組が少なくてケシカラン!とジジイが苦情に来たことがあって、それはTV局に言ってくださいね、と教えたら、TV局に言ってもラチがあかんのじゃ!と怒られました。(だからって関係ないところに苦情を言いに来るなよ…) 水戸黄門とか大江戸犯科帳とかが好きだと言ってた記憶が
でも、知らなくても、自分の趣味を熱く語ってる姿ってイイ。

私は特撮に全く興味はないが(ゴレンジャーあたりまでしか良くわからん)かのちんには共感の嵐だ。
マゲ好きが歴史好きに繋がらない、というのは意外だった。(韓流ドラマも韓国好きに繋がったか、というと、そうでもない気もする。うちの母も韓流ドラマは好きなようで良く見てるが、韓国には全く興味無し。)
まあ、ゆるい本です。脳がフニャけるので大好き。