十六 × 二十

本について。時々他のネタも。心臓が悪いのでコメント不可です…

バッハ篇(古楽器による)

お題「聴くとテンションが上がる曲」

バッハは史上有数のメロディ・メーカーだから、ウキウキする曲もたくさん作曲してるよ!

今回は古楽器による演奏で

まずはイタリア協奏曲(1988年録音)

チェンバロはドイツ風17世紀Gräbnerモデル(Tucher製作1986)

Italian Concerto, BWV 971: I. Allegro

Italian Concerto, BWV 971: I. Allegro

  • ケネス・ギルバート
  • クラシック
  • ¥153
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ちょうど同じ演奏者で、昔のチェンバロ(当時はモダンチェンバロと称していた)があったので聴き比べ。

Italian Concerto in F BWV 971: I. Allegro

Italian Concerto in F BWV 971: I. Allegro

  • ケネス・ギルバート
  • クラシック
  • ¥204
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やっぱりツラいですね… これでチェンバロが苦手になった人も結構いることでしょう。当時はカール・リヒターでさえノイペルト製モダン・チェンバロでずっと弾いていました。

 

低音楽器の共演。オランダ系の実力者たち。ヴィオラはSigiswald Kuijken & Lucy van Dael、ガンバはWieland Kuijken & Andreas Glatt、チェロはBylsma、ヴィオローネはWoodrow。

Brandenburg Concerto No. 6 in B-Flat Major, BWV 1051: I. <span data-unlink>

Brandenburg Concerto No. 6 in B-Flat Major, BWV 1051: I. []

Brandenburg Concerto No. 6 in B-Flat Major, BWV 1051: III. Allegro

Brandenburg Concerto No. 6 in B-Flat Major, BWV 1051: III. Allegro

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普段は中低音部を補強するお仕事のヴィオラやガンバが、この曲ではメロディを任されているのです。ヴァイオリンは全く登場しない、楽しそうなこの曲にバッハの茶目っ気を感じます。

 

続いて合唱曲(1998年録音)

カール・リヒターの演奏と比べると、迫力が足りないかなあ…

Deposuit potentes de sede et exaltavit humiles(権力ある者をその座から引き降ろし、身分の低い者を高く上げ)

第8曲の音楽も歌詞も大好き。

 

トランペットつながりで、次はこれ(1996年録音)。トランペットは前の合唱曲もこの曲もStephen Keavy & Johathan Impettです。

素晴らしいです。古楽器のトランペットは不安定になりやすいらしいのですが… でもやっぱりモーリスアンドレさんの至芸にはかなわない!

 

最後は平均律で締め。これプレリュードもフーガも元気が良くて好きです(1980年録音)。