十六 × 二十

本について。時々他のネタも。心臓が悪いのでコメント不可です…

昔の翻訳をaiちゃんにチェックしてもらったよ!

BGMはこれ!(本文とは一切関係がありません!)

 

aiちゃん(今回はClaude)に昔の自分の翻訳のニュアンス・チェックをしてもらう企画。
自分の未熟な翻訳は隠しておきたいけど、こんな風にaiちゃんが言ってきて、結構参考に出来る、という実例になればと思って、公開するよ!
テキストはA Flash of Light by Richard Connell(初出: Redbook Magazine June 1931)、

私の元の全訳は

ストーリーを楽しみたい方は、稚拙な翻訳だけど、まず読んでちょうだいね。

 

Claude(無課金)への指示は「試訳のニュアンスをチェックして」という簡単なもの。本当は翻訳案も提出させると、さらにわかりやすいだろう。まあ、今回は、この指示で作業を進めたので、このままで行く。


【凡例】
原文、行番号(最初の方だけ一行単位。後の方ではパラグラフ単位)、
元の翻訳。
赤字がClaudeのチャチャ。
青字が私の感想、

修正後の翻訳。

Black night was pressing down on the hard gray sand.(1)
黒い夜が、灰色の砂を押し固めていた。
(1) pressing down on the hard gray sand「押し固めていた」は少し変で、夜が砂を押しつぶすように覆いかぶさっているイメージです。「硬い灰色の砂を押しつぶすように」くらいが近いかと。
最初からイチャモン。まあ、その通りなんだけどさ。迷ったら「直訳に近く」だね。
黒い夜が、硬い灰色の砂を押し潰していた。

The surf smashed and hissed on the beach.(2)
波が浜辺で砕け、ざわめいた。
Like advancing artillery pushing relentlessly across the dunes, the angry bass rumble of the oncoming storm could be heard.(3)
戦車が進んで砂丘を蹂躙しているような、重い怒りの響きが聞こえるようだ。嵐が近づきつつあった。
(3) advancing artilleryは「砲兵隊」で戦車ではありません。また原文は比喩が主文で「嵐の地鳴りが聞こえた」が実質なので、比喩→実体の順を活かした方が良いかと。
ここは全くの誤訳。「大砲」の意味はあっても「戦車」ではないよね…
前進砲兵隊が砂丘を無慈悲に押し進んでいるような、嵐が近づく時の重い怒りの響きが聞こえた。

Jagged daggers of lightning plunged into the dark breast of the surging sea, and were followed by the grim applause of the thunder.(4)
稲妻のギザギザの刃がうねる海の奥深くまで何度も突き刺さり、続いて苦い拍手のような雷鳴が響きわたる。
(4) grim applause の grim は「不吉な・薄気味悪い」で、「苦い」とは少しずれます。「不気味な喝采」の方が近いでしょう。
ニュアンスずれ。確かに前から「苦い拍手」は気に入ってなかったよ…
稲妻のギザギザの刃がうねる海の奥深くまで何度も突き刺さり、続いて気味悪い喝采のような雷鳴が響きわたる。

In the great, gaunt house on the cliff, a man and woman stood by the living-room window, watching the crazy play of the lightning, and after each flash, counting off the seconds until the clap of thunder came, that they might judge how near the storm had drawn.(5)
崖の上の大きく陰鬱な屋敷。なかでは男と女が居間の窓辺に立ち、稲妻の狂乱の一幕を眺めていた。光るたびに雷鳴が届くまでの秒数を測り、嵐がどこまで来ているかを確かめている。
(5) gauntは「やつれた・骨ばった」で、陰鬱というより荒涼とした佇まいのニュアンスです。「大きく骨張った」あるいは「大きくがらんとした」くらいが近いかと。crazy playも「狂乱の一幕」より「めちゃくちゃな光の乱舞」くらいの軽さがあります。​​​​​​​​​​​​​​​​
ニュアンスずれ。ちょっと悩むなあ。
崖の上の大きな、荒涼とした屋敷。なかでは男と女が居間の窓辺に立ち、稲妻の狂った乱舞を眺めていた。光るたびに雷の響きが届くまでの秒数を測り、嵐がどれだけ近いかを確かめている。

"I'm frightened." said the woman. She had almost to scream the words to be heard, so great was the crashing din outside.(6)
「怖い」女が言った。外の騒音がひどいので、負けない大声を出そうとして金切り声になる。
(6) had almost to scream は「叫ばなければほとんど聞こえないほどだった」という状況説明で、実際に金切り声になったわけではありません。「外の騒音があまりにひどいので、叫ぶようにしなければ聞こえないほどだった」くらいが近いかと。
確かにね。叫んでいるセリフではない。
「なんだか怖い」女が言った。外の騒音がひどく、金切り声でも出さなければほとんど聞き取れない。

"Why, Gerda?"(7)
「なぜ?ゲルダ」
"It's an evil night. I wish Roger would get here."(8)
「気味の悪い夜。ロジャー、早く帰ってきて」
(8) I wish Roger would get here は「ロジャーに早く来てほしい」という願望で、帰宅ではなくまだ外にいる人を待っている含意です。「ロジャーが早く来てくれればいいのに」の方が自然かと。
くろーちゃん、ちょっと変だよ。get hereは到着のニュアンスだろう。
「嫌な夜よ。ロジャー、早く戻らないかな」

The man glanced at the clock.(9)
男は時計を見た。
"He'll be here soon. Perhaps in ten minutes," he said. "You know Roger—-regular as that clock."(10)
「すぐに着くさ。十分ぐらいか。ロジャーはあの時計みたいに律儀で正確だよ」
"But the storm may overtake him," she said.(11)
「嵐につかまるかも」
"I think not. It seems to be passing around."(12)
「そうかな。ここら辺を避けて行くようだよ」
(12) passing around は「迂回して通り過ぎる」で、「避けて行く」で問題ありませんが、「ここら辺を避けて」は原文にない補足です。「迂回していくようだ」くらいがシンプルかと。
補足じゃなくて意を汲んでるんだよ。「嵐は避けてゆく」は日本語では「どこを」を示すのが自然だろ?変更無し。

They turned from the window and walked to the far end of the long, somber room.(13)
二人は窓を離れ、奥に長い陰気な部屋の反対側に向かった。
(13) 「奥に長い」が少しぎこちないです。the long, somber room は部屋の修飾なので「長くて陰気な部屋の奥へ」の方が自然かと。
負けました。全面採用で。
二人は窓を離れ、長くて陰気な部屋の奥へ向かった。

The wind tore at the roof of the old house, snarling.(14)
風が古屋敷の屋根で裂け、唸りをあげた。
(14) tore at は「引き裂こうとする」という反復的な攻撃のニュアンスで、「裂け」だと一回の動作に見えます。「風が古屋敷の屋根を引き裂かんばかりに唸った」くらいが近いかと。snarling も「唸る」より「歯をむく・噛みつく」という獣的なイメージです。
tore at辞書に出てたが気づかなかった。snarlingウーと歯を剥いて唸るは難しいので、断念。
風が古屋敷の屋根を引き裂こうと、唸りをあげる。

The windows rattled.(15)
窓がガタガタと揺れた。
Thunder, far off, muttered. They gave up trying to make themselves heard.(16)
雷鳴が遠くで響いた。二人は大声での会話を諦めた。
(16) muttered は「ぼそぼそつぶやく」で、遠雷の低くくぐもった響きの擬人化です。「雷鳴が遠くで低くうなった」くらいが近いかと。
唸った、が被っちゃう。mutterは連続動作の動詞と感じたので、進行形っぽくするよ。
雷鳴が遠くで低く呟いている。二人は大声での会話を諦めた。

A flash of light, unusually brilliant, made them turn toward the window again.(17)
閃光。異常に明るかったので、二人は再び窓に向かった。
(17) 「閃光。」の体言止めは効果的ですね。made them turn は自然な結果として向かわせたので「二人はおもわず窓に向き直った」くらいが自然かと。
againに「思わず」ニュアンスか。既に「向き直った」にこもっているよ。
閃光。異常に明るかったので、二人は窓に向き直った。

"That hit on the beach," Andrew Moor shouted above the noise.(18)
「浜に落ちた」アンドリュー・ムーアは周りの音に負けぬよう大声。
"About a mile away, I'd say. Wait. We'll hear the thunder soon. One, two, three, four, five, six, seven -- well, that's rather odd. Where's the thunder?"(19)
「いちマイルくらいかな。待って。すぐ雷鳴が聞こえるはず。イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、ナナ… あれ、変だぞ。雷鳴はどうなった?」
(19) カウントのカタカナは雰囲気が出ていて面白い選択だと思います。
漢字や平仮名だと違うと思ったよ。変更無し。

"I heard a sound." Gerda Moor said. "A hissing and a cry."(20)
「わたしには何か聞こえた」とゲルダ・ムーア。「シューって。それと叫び」
(20) a hissing and a cry の hissing は稲妻が何かに当たった音、cry は人の叫びの可能性を示唆しているので、「シュー」より「シュッ」か「ジュッ」という焼けるような音のイメージの方が近いかもしれません。​​​​​​​​​​​​​​​​
「ジュッ」は発想に無かった。全面採用で。
「わたしには聞こえた」とゲルダ・ムーア。「ジュッて。それと叫び」

"This night is full of weird sounds." said Moor. "The cry must be that of some lost night-bird. But you know, Gerda, it is odd about the thunder."(21)
「今夜は変な音ばかりだ。叫びって迷い夜鳥かなんかだろうさ。でもゲルダ、雷鳴の件は変だよ」
(21) lost night-bird の lost は「迷い込んだ」で合っていますが、「迷い夜鳥」より「迷い込んだ夜の鳥」の方が読みやすいかと。
ここはセンスの問題。適当で良いところ。短いのを選択。変更無し。

"There! Hear it now."(22)
「ほら!今聞こえた」
"Yes. But that's far away across the bay. That flash should have been accompanied by a sharp crack."(23)
「うん。でもこれは湾のずっと向こうのだよ。さっきの閃光なら大音量でバリバリいうはず」
(23) a sharp crack は「鋭い炸裂音」で、「バリバリ」はやや軽い印象です。「鋭い炸裂音がするはず」くらいが近いかと。
うん… まあでも「大きな」ニュアンスを入れたい。
「うん。でもこれは湾のずっと向こうのだよ。あの閃光なら強い炸裂音のはず」

"I do wish Roger would get here," said Gerda Moor. "He shouldn't walk that lonely two miles across the dunes. Yet he always does."(24)
「本当にロジャーが帰ってきて欲しい。砂丘を2マイルもひとりぼっちで歩くなんて無茶よ。でもいつもそうしてる」
(24) He shouldn't walk は「歩くべきじゃない」という不満・心配で、「無茶よ」は少し強すぎます。「歩かなくていいのに」くらいの嘆きのニュアンスかと。
ああ、車で帰れば良いと思ってるのか… 気づかなかったよ。
「本当にロジャーが戻って欲しい。寂しい砂丘を二マイルも歩かなくていいのに。でもいつもそうしてる」

"Why, it's safer than a city street," said Andrew Moor reassuringly. "No one ever goes that way but Roger. He phoned from the station, didn't he?"(25)
「街の通りより安全じゃないか」アンドリュー・ムーアが保証する。「ロジャーのほか、あの道を行く奴なんかいない。駅から電話があっただろう?」
(25) reassuringly が訳に出ていないので、「なだめるように」「安心させるように」を足すと良いかと。
Claudeは「保証する」を見逃し?まあでもちょっと遠いよね。この翻訳の時はsaid+いろいろな形容の場合は全部「言った」抜きで、形容メインにして訳してた。
「街の通りより安全じゃないか」アンドリュー・ムーアがなだめた。「ロジャーのほか、あの道を行く奴なんかいない。駅から電話して来たよね?」

"Yes. He got in on the seven-twenty-seven train, as he always does. It takes him about half an hour to walk across the sand. His own path, he calls it. He's proud that he can gauge the time it takes for him to walk here -- never less than twenty-nine minutes, never more than thirty."(26)
「ええ。7時20分の列車で、いつもどおりにね。砂浜を渡るのに三十分。あの人が『我が道』と呼んでる通路で。ここまで歩いて来る時間を常に一定に出来るんだ、って自慢してる。きっかり29分から30分の間だって」
(26) the seven-twenty-seven は「7時27分」ですね。「7時20分」は誤りです。また gauge the time は「時間を正確に計る・把握する」で、「一定にできる」より「所要時間を正確に読める」のニュアンスです。​​​​​​​​​​​​​​​​
なぜか数字は誤訳しやすい。gaugeは辞書からニュアンスを読み取れず。
「ええ。七時二十七分の列車に乗ったって、いつもどおりの。砂浜を渡るのに半時間かかる。あの人が『我が道』と呼んでる通路で。ここまで歩いて来る時間を計れるのが自慢なの。決して二十九分を下回らず、決して三十分を超えない」

"Oh, he'll get here, all right," said Andrew. "Stop worrying, Gerda. Worry is the most futile thing in the world."(27)
「うん、すぐ着くよ。大丈夫」とアンドリュー。「心配無用、ゲルダ。心配するなんて世界一無駄なことさ」
"I know. But I do worry. Roger hasn't been himself lately."(28)
「知ってる。でも心配なの。最近、ロジャーの様子がおかしかった」
(28) hasn't been himself は「いつもの自分でなかった」=「様子がおかしかった」で合っていますが、現在完了なので「最近ずっとおかしい」という継続のニュアンスです。「最近のロジャーはどこかおかしい」くらいが近いかと。
確かに。だが日本語だと「おかしかった」でも現在完了のニュアンスは出るんだけどね。
「知ってる。でも心配なの。最近、ロジャーの様子がずっと変」

Andrew Moor looked keenly at his sister-in-law.(29)
アンドリュー・ムーアは義姉に鋭い視線を向けた。
(29) sister-in-law は義妹か義姉ですが、ロジャーの妻ゲルダはアンドリューの兄の妻なので「義姉」より「義兄嫁」の方が正確かと。文脈次第ですが。
これはClaudeが変だ。そんな言い方はしない。変更無し。

"You've noticed that?" he said.(30)
「気づいてたの?」
"It has seemed," Gerda Moor said, "almost as if Roger were afraid of something."(31)
「まるでロジャーは」ゲルダ・ムーアは言った。「何か心配してるみたいだった」
(31) afraid of something と worry は別で、「心配」より「何かを恐れている」の方が近いです。直前の(28)との対比で、ゲルダの表現が強まっていることが重要なので「まるで何かを恐れているかのようだった」と出した方が良いかと。
確かに。ここは弱める意味がない。次との関係で「怖がる」に。
「まるでロジャーは」ゲルダ・ムーアは言った。「何か怖がってるみたいだった」

"Nonsense," said the man. "Roger afraid? What has an honest, healthy banker like my brother to fear?"(32)
「馬鹿馬鹿しい。ロジャーが心配する? 誠実で健全な銀行家である兄貴が何を恐れる?」
(32) What has ~ to fear は「~が何を恐れることがある?」という反語で、「恐れる」を使う方が(31)と対応します。
同上。fearは「恐れる」にするのでafraidは「怖がる」に。なお、今なら息継ぎのsaidを入れる。ここでは他との兼ね合いで入れないけど。
「馬鹿馬鹿しい。ロジャーが怖がる? 誠実で健全な銀行家である兄貴が何を恐れる?」

"I don't know. But Andrew, there is something. And I feel you know what it is."(33)
「わからない。でもアンドリュー、何かある。あなたは知ってるんでしょう?」
"Oh, come, Gerda, this eerie house is making you imagine things. Roger is as solid as this cliff. Now, don't be in a state of nerves when he gets here for his birthday dinner."(34)
「おいおい、ゲルダ、この不気味な屋敷のせいで空想的になってるよ。ロジャーは下の崖と同じくらい堅牢だ。さあ、そんな気分は忘れて、兄貴が着いたらヤツの誕生日の晩餐なんだから」
(34) solid as this cliff の訳「下の崖」の「下の」は不要かと。また don't be in a state of nerves は「神経質になるな」「ぴりぴりするな」で、「そんな気分は忘れて」より「気を張り詰めるな」くらいが近いかと。​​​​​​​​​​​​​​​​
thisはこの屋敷の下の崖をイメージしてるのだろう。「ここの崖」でも良いけど、「下の崖」を選んだんだよ。
「おいおい、ゲルダ、この不気味な屋敷のせいで空想的になってるよ。ロジャーは下の崖と同じくらい堅牢だ。さあ、変に気を張らないで。兄貴が着いたらヤツの誕生日の晩餐なんだから」

"I think I'll call Uncle Matthew." Gerda said.(35)
「マシュー伯父さんを呼ばなきゃ」ゲルダが言った。
(35) I think I'll call は「呼んでこようかしら」という軽い意向で、「呼ばなきゃ」はやや義務的すぎます。「マシュー伯父さんを呼んでこようかしら」くらいが自然かと。
ここは、急に気づいた感じを出してるだけ。変更無し。

"How is the old dodo?" asked Andrew.(36)
「ドードー爺は元気なの?」
(36) old dodo のドードーは絶滅した間抜けな鳥で、「役立たずの老いぼれ」という愛称的な軽口です。「ドードー爺」は面白い訳ですが、初読の読者に伝わるか微妙なところです。「あの老いぼれ」くらいでも良いかもしれません。
まあね。ドードーを残したかったんだよ。対訳だからわからん人は調べれば良い、と。変更無し。

"Oh, puttering around as cheerfully as ever."(37)
「いつもどおりぶらぶらと、毎日楽しそうにしてる」
(37) puttering around は「ぶらぶら」より「ちょこちょこ動き回る」という小さな用事をこなすイメージです。「相変わらず元気にうろちょろしてる」くらいが近いかと。
ここら辺のニュアンスは英和辞書だけだと難しいよね… ロングマンにはto spend time doing things that are not very important in a relaxed wayとあった。
「相変わらずのんびりちょこちょこやってて、楽しそう」

She pulled a bell-cord.(38)
彼女は呼鈴の紐を引いた。
"Clements," she said to the butler who appeared, "please go to Mr. Kelton's room and tell him dinner will be served soon. And Clements, serve the cocktails in here just as soon as Mr. Moor arrives. He'll be here in a few minutes now."(39)
「クレメンツ」あらわれた執事に命じた。「ミスター・ケルトンの部屋に行って、晩餐はすぐです、と伝えて。それからクレメンツ、ミスター・ムーアが帰って来たらすぐ、カクテルを出してね。数分で到着するはず」
"Yes, madam " the butler said, and glided away.(40)
「はい奥様」執事は静かに出ていった。
Andrew Moor stood staring at the clock. The storm had swerved away from the house on the cliff, and they could see and hear the lightning and thunder far across the dunes, like cannon on a distant front. No rain had fallen near the house.(41)
アンドリュー・ムーアは立って時計をじっと見つめていた。嵐は崖の上の屋敷をそれていったようで、見える稲妻と聞こえる雷鳴は、距離を置いた最前線の大砲のように遠かった。屋敷付近で雨はまだ降っていなかった。
(41) swerved away は急に向きを変えて逸れた、という動きのある表現です。「それていったようで」より「屋敷を避けるように向きを変えた」くらいが近いかと。また like cannon on a distant front の比喩が(3)の砲兵隊と呼応しているので、「遠い前線の砲声のように」と揃えると統一感が出るかもしれません。​​​​​​​​​​​​​​​​
なるほどね。だが「見える光と聞こえる音」なので、cannonは「砲声」だけではないのだ。
アンドリュー・ムーアは立って時計をじっと見つめていた。嵐は急に向きを変え、崖の上の屋敷を避けていったようで、見える稲妻と聞こえる雷鳴は、遠い前線の大砲のように遠かった。屋敷付近で雨はまだ降っていなかった。

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とりあえず、ここまで。

私の英語力のせいで、これだけ赤ペンが入るんだけど、それでも、aiちゃんのアドヴァイスは割と良いんではないかなあ… ヘンテコなのもあるけど、充分に役立ってると思う。


続きをやるかどうかは気分次第。古いフランス語ばっかりだと疲れるので、良い気分転換になる。前の翻訳も見直したいしね。