2023-8-13はてブ公開
江古田で入手したこの一枚が古楽沼への入口でした…
それまでクラシック音楽というのはデカい演奏会場でオーケストラがグイグイいわせる大音量で文句あっか?西洋のありがた〜い音楽なんだぜえ、というイメージだったので、静かに一音一音を響かせる禅っぽい世界があるんだなあ、というのが第一印象でした(特にこの曲集は各曲の冒頭、テーマ提示部分がイイんです)。
それに1970年代の古楽界では、鳴らしている楽器の製作者や作成年代などをわざわざ表示してくれていたのも良かったです。基本データを重視するコレクター気質の私にはピッタリ。
これはシクトゥス・ラウヴォルフc1590製作(オリジナル)のリュート
馴染みのない楽器や埋もれた作曲家もたくさん知りました。
ヴィオラ・ダ・ガンバの饗宴、サント=コロンブ
ヴィオール属大活躍
ナチュラル・ホルン合奏
吹奏楽、ガブリエリ
もちろんよく知っている楽器の新たな一面も教えてくれたのです。
リコーダーの真の力、ヴィヴァルディ
アマーティ・バイオリン、ヴィブラートしない奏法
シュニットガー・オルガン(Wilde-Schnitger 1598-1683 聖ヤコブ教会, Cuxhaven-Ludingworth)、ブクステフーデ
チェンバロ オリジナル楽器(Coucher 1652)、ルイ・クープラン
カークビーの歌唱、ダウランド
私は幸せなことに、古楽界の大家レオンハルト、ビルスマ、コープマン、クイケン兄弟、ブリュッヘン(指揮のみ)、ルーリー&カークビーなどの来日公演を聴くことが出来ました…
最後はビルスマ先生に締めてもらいましょう。ストラディヴァリのチェロ
ロング・インタヴュー。面白いネタ満載です!
おまけ(アンコール的に)
やっぱりスコット・ロスは欠かせない。曲はラモーで